広島サンプラザホールで開催された「STING 3.0」を観てきました。The Police時代は全く知らなかったのですが、ソロ活動のBrand New Day辺りから聴き始め、どこかミニマル・ミュージックにも似た一定の雰囲気が漂い続ける曲調が好きで、CDが出るたびに度に聴いてきました。今回は3ピースバンドという編成で来日するとのことで、楽しみにしていました。昔から好きだったバンドを見られる機会がどんどん減っているので、来日してくれるのは貴重です。
分厚いSTINGの音を聞き慣れているので、3ピースだと寂しく聴こえるのではないかと思っていましたが、歌が始まるといつも通りの音が聴こえ、驚いてしまいました。ベースも音数が多いとは思えませんが、圧倒的なボーカルで全ての隙間を埋めていきます。シンプルな編成ですが、聴こえてくる音はとてもシンプルとは言えず、まさか3ピースバンドからこのような音を聴くことがあるとは。ゆったり聴いていられる席でしたし、どう演奏しているのか聴き入ってしまいました。
