今回の旅の目的地は Stewart – Hyder だったのですが、そこへ行くまでに近場の空港があるTerraceから車で300kmちょっと、約4時間移動しないといけないので、飛行機前後でTerraceに2泊しました。時間的にはTerraceに泊まらず、そのままStewartへ移動しても良かったのですが、暗くなると道路上に熊などの動物が出てくるとのことで避けました。
昼間でもStewartへ向かう37号線(Stewart-Cassiar Highway)では行きも帰りも道路を横断する熊を見ましたし、37号線から分岐してStewartへ向かう37A号線(Glacier Highway)は特に景色が綺麗だったので、是非とも明るい時に通りたい道です。というより、暗い時は怖くて通りたくありません。
仕方ない理由で2泊滞在し、それなりの時間を過ごしたTerraceですが、食料の買い出しでスーパーマーケットなど色々なお店へ行ったり、少し歩いたりできたおかげで、カナダの地方都市の雰囲気が少し伝わってきた気がします。今回はバンクーバーを乗り継ぎだけで通り過ぎてしまったので、このTerraceが訪れた最も大きな町だったのですが、人口1万人の町にしては大きな店がいくつもありますし、日本の人口10万人程度の町の活気がありました。この地方のメイン空港であるNorthwest Terrace Regional Airportがありますし、ここを通らなければ行けない集落も多く、かなり大きな生活圏を擁しているのだと実感します。
カナダでは「Canadian Owned and Operated」という看板を掲げているお店がちらほらあり、アメリカなのか移民なのか分かりませんが、それとは違うというプライドを感じました。そもそもお店がないStewartでは見かけなかったので、Terraceに滞在して良かったと思うことの一つです。また、スーパーマーケットにはインド系の人が多く働いていたり、ホテルはアジア系の人が多く働いていたりと、Stewart以上にかなりの量の移民が入ってきているのだと実感しました。
37号線を通っている時に小さな集落へ寄り道することもありましたが、メイン通りを一本入ると未舗装の道になりますし、1時間以上移動しないと小さなお店すらない集落も多く、日本では考えられないような不便を享受しながら生きている人たちが多くいました。ファースト・ネーションズの方々の集落も多くあるので、先祖代々のという発想は日本よりも強いのかとも感じるドライブでした。
ホテル周辺にはカナダらしく立派な大麻屋さんもありますし、ホームレスらしき人もちらほら見かけましたが、問題なく散歩できるくらいには治安が良かったと思います。貨物列車にすごい量の石炭が積んであったりと、カナダという規模の大きさを感じられたのが、この街に滞在して最も良かったことだと思います。



