会場である「アルトーホール」は外から見ると面白い建物なのですが、「ホール」とは名ばかりでまったく音響を考えていない造り。ただの広場のようになっているので、ほとんど響かず演奏が大変そうでした。
プログラムにバッハとライネッケとプーランクのソナタが入っていたので、ソナタが3曲もあるというお腹いっぱいのコンサートになりました。前半はあまり練習していないなという演奏でしたが、曲を吹くごとに音が良くなっていくのが分かりました。現代曲のまとめ方は流石でしたので、ここまで聴きに来て良かったという感じです。
客席は220席だったようですが、満席でした。籔は最前列真ん中を確保、ブレスまでしっかり見えました。
・バッハ フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調 BWV 1031
・ライネッケ フルート・ソナタ ホ短調「ウンディーネ(水の精)」
・ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲(ギュスターヴ・サマズイユ編曲) 他 出 演
フルート:ピエール=イヴ・アルトー
ピアノ:クリスチャン・イヴァルディ
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