信越五岳トレイルランニングレース2013 レースレポート

大会概要

  • 大会・・信越五岳トレイルランニングレース2013
  • 場所・・信越高原(新潟県妙高市、長野県長野市・信濃町・飯綱町・飯山市)
  • 日時・・2013/09/15
  • 距離・・92.3km(獲得標高4,100m)で台風の為に打ち切り 110㎞(標高差4,650m)
  • 天候・・天気:雨・曇り 気温:24℃
  • 結果・・16時間06分05秒 688人中300位

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離時間
スタート 〜1A(18.5km地点)区間距離:18.5km2:11:50
1A滞在時間0:00:29
1A(18.5km地点)〜2A(23.9km地点)区間距離:5.4km0:24:35
2A滞在時間0:09:31
2A(23.9km地点)〜3A(38.5km地点)区間距離:14.6km2:14:19
3A滞在時間0:05:41
3A(38.5km地点)〜4A(51.5km地点)区間距離:13km2:01:16
4A滞在時間0:16:16
4A(51.5km地点)〜5A(66.6km地点)区間距離:15.1km2:52:14
5A滞在時間0:40:46
5A(66.6km地点)〜6A(81.0km地点)区間距離:14.4km2:16:00
6A滞在時間約5分
6A(81.0km地点)〜7A(87.0km地点)区間距離:6km1:04:28
7A滞在時間0:04:44
7A(87.0km地点)〜8A(92.3km地点)区間距離:5.3km0:55:09
TOTAL92.3km16:06:05

使用機材

 この大会はドロップバックで事前に預けた荷物を5Aで受け取れるので、使用機材はスタートから5Aまでの66.6kmと後半で違います。特に5A以降の後半は夜間走行になるので、ライトなどが増えています。また、今回は台風の影響で雨が降ったので、レインウェア等も増えています。荷物満載。

スタート〜5A 66.6km

  • シューズ・・INOV-8「TRAILROC 235(25.75cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・NATHAN「VaporWrap(S/M)」
  • ハイドレーション・・NATHAN「2.0 Liter Hydration Bladder Packaged」
  • GPSロガー・・Garmin「Fenix」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・mont-bell「トレールショーツ Men’s(S)」
  • インナー・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • アウター・・「ACTIVES COOL TEE」
  • レインウェア・・mont-bell「バーサライトジャケット」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・Salomon「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • 補給・・VESPA「プロ」2個 スタート,3A
  • 補給・・Power Bar「Power GEL(Lemon Lime)」16個
  • フラスク・・Salomon「Soft Flask 8oz」2個
  • ドリンク・・Nuun

5A 〜 8A 25.7km

・前半と同じ
  • シューズ・・INOV-8「TRAILROC 235(25.75cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • ゲイター・・Salomon「Trail Gaiters Low(M)」
  • バックパック・・NATHAN「VaporWrap(S/M)」
  • ハイドレーション・・NATHAN「2.0 Liter Hydration Bladder Packaged」
  • GPSロガー・・Garmin「Fenix」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • 補給・・VESPA「プロ」5A
  • 補給・・Power Bar「Power GEL(Lemon Lime)」6個
  • フラスク・・Salomon「Soft Flask 8oz」2個
  • ドリンク・・Nuun
・変更(着替え含む)
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」 2個
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・mont-bell「トレールショーツ Men’s(S)」
  • インナー・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • アウター・・Haglöfs「MEN’S PULS II TEE(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • グローブ・・asics「FT Glove(M)」
 もっと長い距離のトレイルを走ってみたいという所から始まった今回の「信越五岳トレイルラン」参戦。結果的には台風の影響で8Aでの打ち切りに合ってしまい、110km中92.3kmしか走る事が出来ませんでした。それでもこれまで走った中で最長、16時間近く動き続けました。トレイルランの大会3つ目ですが、全て雨の中でのレースです。
 元々、エントリィ競争が激しいと聞いていたので、まさかエントリィ出来るとは思っておらず、エントリィが出来てから焦るという状況。以下はトレイルランを始めて1年程度の初心者が「信越五岳トレイルラン」をとりあえず8Aまで走った記録になります。

スタート(斑尾高原レストランハイジ) 〜 第1関門(4A 51.5km地点)

 3Aの38.5km地点までは準備運動と聞いたので、かなり抑えた状態で走り始めました。スタート後はスキー場を登っていくのですが、ペーサーの人や応援の人が沢山いて賑やか。ついつい走りたくなってきますが、抑えながら走ります。

 18.5km地点の1Aはコーラを1杯飲んだだけでスタート、ここから斑尾山を越えると23.9km地点に2Aがあるのでそこで休む事にしました。山頂からは野尻湖も見えましたし、雨も弱かったので快適に走って行きます。

 23.9km地点で給水と雨が降ってきたのでレインジャケットの装着したりハイドレーションに水を補給。少し手間取って9分30秒かかってしまいます。しかもこの後ですぐ小降りになったので、すぐに脱ぐ事に。この程度の気温だとレインジャケットを着ている方が暑くて不快でした。

 この大会はスズメバチに刺される人が多いという前情報がありましたが、2Aを越えて袴岳へ登っている途中で、スズメバチが出て渋滞が起こっていました。通常の登山道を通ると刺されてしまうので、刺されないようにレインジャケットを着て頭も隠して薮こぎをすることに。なかなか危ない状況で、刺されている人が沢山いました。

 無事に袴岳を越えると3Aを越えて4A近くまで、林道が20km程度続く区間になります。林道は石があって痛いので苦手、ペースは落ちますが、最後まで何とか走り切りました。少し気温も上がり関川沿いは影が無くて暑くなっていました。晴天だと大変な区間です。3Aも水の補給をしただけで先へ。第1関門の4Aを目指します。

 ここからは大した登りは無いと思っていたのですが、4Aへの登りもキツイですし、この大会はちょこちょことキツイ登りが出てきます。それでも登り切ると綺麗なトレイルを走る事が出来るので、それを楽しみに登るしかありません。林道とトレイルが半々という印象の大会でした。

第1関門(4A 51.5km地点) 〜 第2関門(5A 66.6km地点)

 51.5km地点にある第1関門の4Aで16分程度の少し長い休憩をし、ペーサーが待つ66.6km地点の5Aへ。既に山の中を50km走ってきても元気でしたので、長い林道の登りを何とか越え、少し滑りますが気持ちの良いトレイルに入ったので飛ばしていたのですが、急に足下が滑り崖のような所に落ちてしまいました。1m程度落ちただけですし、怪我も全くなかったので助かったのですが、体中ドロドロになってしまい、動揺したのか栄養補給を忘れてハンガーノックになってしまいます。
 ここまでエイドで何も食べず、30分に一度ジェルで栄養を補給するという補給の仕方をしていたので、補給を忘れると一気に栄養が切れてしまったようです。身体が動かなくなってきたので慌ててジェルを3つ食べたのですが、もう遅く5Aが近くて走りやすい場所なのに全く走れず、ようやくの思いで歩いて5Aへ。この歩いた区間が最も長く感じました。

第2関門(5A 66.6km地点) 〜 第3関門(8A 92.3km地点)

 第2関門でボランティアペーサーと合流、着替えやライト、補給食を入れたドロップバックを持って待っていてくれました。とにかくドロドロなので着替えたい事とハンガーノックになってしまったので沢山食べる事を伝えるとテキパキ動いて下さいました。ありがたい。
 着替える場所も無かったので、人がいない建物の裏でタイツまでフル着替え。泥も落ちて気分も落ち着いてきました。お寿司のシャリだけを6個位とスープパスタなど、とにかく有る物を食べまくり、ジェルをフラスクに詰め直しているとようやく回復。この5Aで45分も消費しましたし、それまでも歩いていたので1時間半は無駄にしました。補給を忘れると怖いので、次回はエイドでも色々と食べながら行こうと思います。

 籔の脚も回復しましたし、ここからはペーサーさんに引っ張って貰い、林道の登りをどんどん走って行きます。籔が通った時間帯だとここから先は殆どの人が歩いていたので、抜かし放題です。トレイルもキツイ登り以外は全て走り、楽しく81km地点の6Aへ。

 6Aから7Aまでは6kmですし、そこから8Aまでも5.3kmしかないので、7Aは殆ど休まずに8Aで少し休んでゴールを目指そうという作戦で進みました。なかなか良いペースで進んでいたので、途中で追い付いた人も拾っていきながら、4人で走ったり3人で走ったりという状況。写真は6Aの先からずっと一緒に走っていた方とペーサーさんです。山の中は真っ暗なので一つでもライトが多い方が走りやすいですし、人数が多い方が怖くなく楽しく進めます。
 とても良いペースで8Aまで走り切ったところで、「ここがゴールです」という係の人の声でレースが終わりました。4Aの先でハンガーノックにさえなっていなければ最後の瑪瑙山にも行けたのになと悔しいですが、長いレースなので仕方ありません。これが今の実力ですね。
 ハンガーノックになっていた約10kmはとても苦しかったですが、その他の区間はずっと楽しく走れ、初めての距離の長いトレイルランニングレースは大成功だったと思います。90kmを常にポジティブに走れた事が一番の成果です。
 装備で困ったところもありませんでしたし、足にもマメ1つ出来ていません。筋肉痛以外の痛みも無く、最高の結果です。今は筋肉が痛くて普通通り動けませんが、身体の疲れも1ヶ月あれば充分に回復するでしょうし、次の「氷ノ山トレイルランニングレース」でも楽しく走り体と思います。後は今回の結果がUTMBのポイントに換算されるかどうかが気になるところです。
 最後に「信越五岳トレイルランニングレース(8Aまで)」で感じたことを幾つか書いておきます。
  • ハチ怖い。やはり肌を露出している人の方が多く刺されていました。
  • かなり走れる・エイドが豊富なので、装備は少なめで良いかも。
  • ペーサー制度はぜひ。元気な人の後を追うと速く走れます。