朝6時の飛行機で成都から稲城へ移動。大会に出場する選手がたくさん乗っていましたし、いつもとは客層が違ってチャーター便のような雰囲気。この稲城亜丁空港は最も標高の高いところにある空港で、標高4,411m。飛行機を降りてゲートを少し歩いただけで心拍数が上がり、少しクラっとする感じがありました。ある程度の速さで歩くと歯が浮いたような感じもありましたし、酸欠になっている事を実感します。

空港のゲートを出たところに選手受付があり、ここからは大会の用意したシャトルバスでメイン会場になっている稲城亜丁へ移動。140kmを1時間半で移動するという情報だったのですが、ヤクやクネクネの道路に阻まれて2時間半かかりました。景色は開けていて良いのですが、代わり映えしないので飽きてしまいます。

バスがメイン会場になっている「Risong Gongbu Hotel」に止まり、そのまま流れ作業で前日受付も。しなければならない事がすぐに済んで良かったのですが、受付は大混雑。初めてコースの詳細な高低図も見ましたし、明日走る「YADING VK」の集合時間や、ゴールしてからの流れなどもようやく明らかになりました。全ての事を何度も確認しなければならないのは大変ですが、ちゃんと準備してもらえていることは感じます。

「稲城亜丁」はとても小さな町で、ちょっとした買い物やご飯を食べるところはたくさん有るので困りません。美味しくご飯を食べたのが引き金になったのか、急に頭痛と嘔吐で高山病らしき症状が出ましたが、2時間寝たらスッキリと治りました。明日はお昼頃から7kmのバーティカルレース。なんとか5,000mにたどり着けるよう、無理せずに頑張ろうと思います。

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