コンサートが終わって駐車場へ向かっていると、たくさんフルートが並んでいる写真が送られてきて、しかも広島の楽器屋さんだと。島村楽器 広島パルコ店で「管楽器フェスタ2019夏」がこの日まで開催されており、かなり大量にフルートが展示されていました。ご飯を食べて帰ろうと思っていたのですが、予定を変更して会場へ直行。ちょうど「とうかさん」というお祭りが開催されており、パルコ付近は賑わっていましたが、寄り道無し。
本当は7月に東京へ行きメーカー選びをしようと思っていたのですが、主要メーカーはほぼ揃っていたので、ここで選べるならと、たくさん試奏させていただきました。総銀製でインラインリングキーH足という仕様は決めているのですが、メーカーに関しては先入観無く選びたかったので意識的に情報を入れておらず、吹いた時の感じで決めようと思っていました。なので、ハッキリと目立つ音色で、無伴奏現代曲がしたいという事を伝え、試奏する楽器を選んでもらうことに。
試奏させていただいたのは以下のような感じ。2本で比較しながら試奏していき、最後まで残ったのはミヤザワとパウエルでした。どちらも主張の強そうな音で、音量もあり好きな感じ。音の出しやすさはミヤザワ、音の艶だとパウエル。お値段だとミヤザワ、色々選べるのはパウエル。
- サンキョー アーティスト・・高音域は好きだが、線が細いような
- ミヤザワ Atelier-3・・音が出しやすくて好き、音色もハデ
- ミヤザワ Ibuki・・音が少しまろやかに、もうちょっとパンチが欲しい
- ヤマハ YFL-717・・お値段が魅力的で候補だったが、のっぺり
- パール カンタービレ・・音が柔らか過ぎてなし
- アルタス A1207・・まろやかで色々な音を出しやすそう、でも今はパンチが
- ムラマツ DS・・音が重く感じる
- パウエル シグネチャー・・そうこの華やかさという楽器、すごく良いのですがちょっと発音が悪い感じが
- パウエル コンセルヴァトリー・・より華やかになって、発音もスッキリ。これだなと思ったらお値段が
- パウエル コンセルヴァトリー オーラマイト9K・・少し鋭くなって、中音域もふくよかに、でも音が好きではない
- あと2つ何か吹かせてもらったのですが、覚えてすらおらず。
結局、最後まで決めきれずに時間切れでした。パウエルは値段が上がりすぎるので無しかなと感じており、ミヤザワは今回試奏した2本の中間にもう1グレードあるようなので、それを試奏して決めたいなと思っています。フルートは多くのメーカーがあり、迷い始めると大変なことになりそうですし、予想していたよりもメーカーによっての違いが顕著でした。