エリザベト音楽大学のセシリアホールでおこなわれた「マーティン・ヒューズ客員教授ピアノリサイタル」を聴きに行きました。第一印象はとにかく音。コロコロとした粒立ちが良い音とレガートが絶妙に使い分けられており、スッと聞き入ってしまいました。また、音楽のまとめ方がとても上手で、ソナタなども4楽章通して綺麗にまとめ上げていたのが印象的でした。終止形も籔にはできそうに無いアッサリとしたまとめ方をしたかと思えば、しっかりと間を取ってまとめ上げたり、自由自在なのでしょうね。
テクニックどうこうよりも知的な演奏で、こういう人に習ったら上手になると思えそうな演奏。昨年も演奏会があったようですし、ぜひ来年も聴きに来れたらと思います。