竹原トレーニングクラブで開催された「第34回 中国五県パワーリフティング選手権大会」に出場しました。パワーリフティングの大会としては、昨年11月の山口県大会に続く2大会目。前回は減量で失敗して辛い目にあったので、今回は大会へ向けての減量を上手にすることが1つの大きな目標でした。競技としては淡々と前回よりも重量を上げていこうと、事前にほぼ挙がるだろう重量を決めて臨みました。
検量
前回の減量の反省を活かし、今回は1ヶ月半の期間をかけて計画的に体重を落としていきました。直前まで大会があると知らずに増量期に入っていたので減量幅は5kgありましたが、計算通りの食生活で1週間前には規定体重になり、大会当日の朝には規定体重より1,100g少ない状態へと理想的に持っていくことができました。全裸での検量を回避することが目標の一つだったので、思った通りに減量を進めることができとても嬉しかったです。
朝起きた状態で1,100gも余裕があると普通に飲食しても問題がないので、食べ物の重さを気にしながらですがいつも通り食事をして、検量を82.5kgでクリアすることができました。今回の感じで減量していくのは辛くなかったので、これからも使えそうです。
スクワット
前回もウォームアップは重く感じていたのですが、今回もウォームアップの時に重量が重く感じ、どうもいつもより体の動きも悪く感じました。前回の大会の時も同じように感じたので、やはり長距離を運転してきて、そのまま狭い場所に座っているので、体が固まっているのかなという気もします。選手全員でウォーミングアップを進めていくので、自分のペースで進めませんが、もう少ししっかり体を動かしておかなければと反省。2大会目ですが、大会会場はもう少しどうにかならないのかなと思ってしまいます。
前回の大会では正面に鏡が無い状態でのスクワットに慣れておらず、どれくらいしゃがめば良いかも分からないという失敗をしてしまったので、今回の為に鏡が無い状態でのスクワットも練習して臨みました。第1試技は前回の大会で失敗した160kgからスタートしましたが、ここはしゃがみが浅くて失敗してしまいました。やはり本番でも重量が重く感じます。
ただ、第2試技、第3試技は160kg、170kgと成功して、まだもう少し余裕があるかなという感じで終了しました。本当は180kgまでいきたかったのですが、徐々に公式での記録を伸ばせていければいいかなと思います。
ベンチプレス
ベンチプレスは前回の大会で挙がらなかった120kgを上げることが目標。110kg、115kgと順調に進み、120kgもいつも通り挙げることができました。前回は挙がらなかった120kgを不安なく上げることができましたし、一番自信のなかった種目なので、事前に予定していた通りの重量を挙げられて一安心です。
デッドリフト
スクワットが重量を重く感じたので、デッドリフトは大丈夫か心配でしたが、予定通り170kg、180kg、190kgと10kgずつ上げていくことができました。10kgずつ上げていくのではなく、15kg刻みにして200kgまで挑戦すればよかったかなとも思いますが、それは次回の課題ですね。
3種目合計の重量は480kgと、前回の大会よりも35kg記録が伸び、大会にも順調に慣れていくことができているような気がします。今回は合計700kgを超えるような強い人の試技を近くで見ることができたのも大きな収穫でした。失敗したスクワットを修正し、デッドリフトでもう少し頑張り、次回の大会では500kgを達成できるよう、またトレーニングしていきたいと思います。