エリザベト音楽大学で開催された、Annelies Van Parys氏の「Spectral writing in orchestral music and opera」という特別講演を聴講してきました。スペクトル楽派がどういうものなのかという基本的な説明から、その書法を自身の作品にどう使っているのか、オペラのような大きな作品へ当てはめる場合の考え方など、質問も含めて2時間という時間では足りないほど興味深い講演でした。
楽譜を見たり、音を聴いているだけだと気付けないことばかりなので、実際に作曲家の方が自作について語られるのを聞ける機会は、特に地方では貴重です。まだまだ曲に取り入れるのは難しそうですが、また機会をみてどのように使うのか詳しく学んでみたいと思います。
