広島文化学園HBGホールで行われた広島交響楽団の「第425回定期演奏会」を聴きに行きました。予定よりも到着が遅れ、会場に到着したのは開演の5分前。運良くホール前の駐車場に車を停めさせてもらい、なんとか客席に滑り込みました。1曲目のヴォーン=ウィリアムズ「揚げひばり」は聴けなくても仕方ないかと思っていたのですが、pでの細かな動きがとても綺麗で、こういう緊張感を持って演奏するのかと参考になりました。
ホール目の前に駐車できなければ、おそらく間に合わず聴けていなかったと思うので、とても幸運でした。
後半のシュミットは音楽を作るのも演奏も難しそうだなという印象でしたが、2楽章の変奏が面白くて、初めて変奏曲を面白いと思ったかもしれません。3楽章の対位法らしき箇所も明らかな作りでしたし、色々な形を楽しめたコンサートでした。これまで知らなかった曲を聴けるのは、とても面白いです。
- 指揮:クリスティアン・アルミンク
- ヴァイオリン:アイレン・プリッチン*
- ヴォーン=ウィリアムズ(生誕150年):揚げひばり*
- ストラヴィンスキー(生誕140年):ヴァイオリン協奏曲ニ長調*
- フランツ・シュミット:交響曲第2番変ホ長調