145回目のフルートレッスンを受けてきました。発表会まで1ヶ月を切り、全く余裕のなくなってきたC.Saint-Saëns「Romance Op.37」を集中してみていただきました。少しずつ指は動くようになってきたのですが、カデンツ部分はまだ迷ってしまうので、ここは練習の数をこなしていくしかないのかなと。指の動きで難しいのはもう1箇所あり、低音のF→Cへと動く部分。右手小指を素早くスライドさせないといけないのですが、この動きをすると他の指で上手くキーを塞ぐことができず、Cが鳴らないという症状が起きています。時間もありませんし、これは諦めてキィプラグを使おうかなと思い始めました。
技術面以外では、低音から高音へ跳躍する部分で、跳躍先の音が直線的になり過ぎているという問題がありました。低音での次の音へ向けての準備、高音へ移ってからの音の作り方を習得していかなければなりませんが、言葉にできることが少なく、指の動きとは比較にならない難しさがあります。