広島文化学園HBGホールで行われた広島交響楽団の「第432回定期演奏会」を聴きに行きました。ウィーンフィルのコンサートマスターをしているフォルクハルト・シュトイデが弾き振りをされるので聴きにいきましたが、3年前に聞いた時と同じような感じを受けました。ただ、ベートーヴェンの7番はアンサンブルの緊張感もあり、いつもとは違った雰囲気が感じられて刺激的でした。今回のような緊張感で普通に指揮者がいればもっとはっきりと聴こえて良いのかなと思いましたが、無いものねだりですね。
曲目からか、出演者からか、とてもお客さんが多く、客層もいつもとは違い不思議な感じでした。楽章間の拍手も当然のように起こりましたし、普通の定期演奏会なのに、慣れていない人たちが集まるコンサートがあるのは何が理由なのか、いつも不思議に思います。
- ヴァイオリン&コンサートマスター:フォルクハルト・シュトイデ
- ブラームス(生誕190年):ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
- ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92