サンビームやないで開催された山口県立柳井高等学校弦楽部の「第2回 定期演奏会」でドラムを演奏させていただきました。昨年に引き続き弦楽合奏の中にドラムだけ混ざるという編成で、やはり発音が全く違うので、音が立つことには気を使いました。ただ、卒業生も多く出演していたために、最大で35人以上という編成になり、音量的には少し余裕がありました。
今回は新品のドラムセットで、箱から出してバスドラムのフロントヘッドに穴を開けるという、本当に1からのスタートでした。ヤマハ「Stage Custom Birch(SBP0F5)」は音がそれほど広がらないので、20インチのバスドラムの効果もあり、弦楽合奏ではとても扱いやすい楽器でした。ホールで生音で演奏するならとてもいい楽器ですね。
絶対に落ちるわけにはいかないので、セッティングはとにかく楽譜が見やすいということが一番、二番目に音量が抑えられるよう低くて近いというものでした。マレットの持ち替えなどもありましたが、なんとか落ちずに最後までたどり着くことができました。昨年も感じましたが、やはり弦楽合奏の柔らかな響きはとても良いですね。実際に聞こえている以上にダイナミクスの差があるように聞こえますし、音の拡がり方が管楽器にはない感じで、一緒に演奏していてとても面白いです。