秋吉台国際芸術村で行われた「コハーン・イシュトヴァーン&金子三勇士 デュオリサイタル」を聴きに行きました。ハンガリー時代の同級生でのデュオという事で、クラリネットのコンサートというより「ハンガリーの音楽を聴いた」という感じのコンサート。
確かにロマのノリはこんな感じなのかと知ることはできましたが、もう少し整理されて聴きやすい方が好きかなと。ホールも個性的な作りで篭って聞こえたので、音響のせいだったのかもしれませんが。ただ、音色の急激な変化は好きでした。特に高音部の柔らかい響きはどうやって出すのか気になりますが、サイン待ちの行列が凄くて待つ気にならず。
秋吉台国際芸術村へは、覚えていないくらい久しぶりの訪問でしたが、周りに何もなくて音楽祭とかするには最高の環境。宿泊もできるので合宿とか良いですね。そういえば「秋吉台の夏」という現代音楽セミナー&フェスティバルをしていたなと思い調べてみると、2019年から中止とのお知らせが。折角フルートを始めたのに残念です。
プログラムはがっつりハンガリィで、ピアノのソロもありましたし、これだけ濃ゆい作品が続くと聴く方もお腹いっぱいです。
- ブラームス:FAE ソナタより第3楽章スケルツォ
- ブラームス:愛のまこと
- リスト:愛の夢(ピアノソロ)
- リスト:ラ・カンパネラ(ピアノソロ)
- リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番(ピアノソロ)
- リスト=コハーン:ハンガリー狂詩曲 第12番
- ブラームス:クラリネットソナタ 第1番
- ブラームス=コハーン:ハンガリー舞曲 組曲
- バルトーク:ルーマニア民族舞曲
- モンティ:チャールダーシュ