ひろしま美術館で開催中の「シダネルとマルタン展 最後の印象派-ベル・エポックの光の巨匠」という展覧会を見に行きました。ここは公営ではないので比較的休みにくいですが、近頃はどの様な要請が出ていつ休館するか分からないので、行ける時に行っておかなければ。多くの展覧会が中止になったりしているので、開催してくれるだけでもありがたいです。
2012年の「アンリ・ル・シダネル展」を同じ美術館で開催された時にも見ていますが、その時と同じように明度を抑えた淡い色彩が印象的な絵が多くありました。マルタンが強い光をたくさん描いているので、比較するとさらにその柔らかさが際立っていたように感じます。「ヴェルサイユ、月夜」など、柔らかい風景がも好きでしたし、人を描かずに生活を感じさせる絵など、新しいものに取り組んでいった姿勢も勉強になりました。