広島国際会議場フェニックスホールで行われた「音楽の花束~広響名曲コンサート~秋」を聴きに行きました。今回の目的は指揮の 沖澤のどか 氏、映像では何度も見ていましたが、実際のコンサートはタイミングが合わず、なかなか聴くことが出来ずにいました。前回、このホールのステージ近くで聴いた時に音が重く聞こえたので、今回は3階席にしてみると音は聴きやすかったのですが、もっと指揮がハッキリと見える席にしておけば良かったと後悔しました。
演奏は動きに無理がなく、出てくる音も自然で驚きました。明らかに籔とは違う音楽の世界を見ているのだろうなという指揮で、どうすればこんな音楽が作れる様になるのだろうと悩むほどの良い演奏でした。編成が大きくなかったので、余計に音が聞きやすかったように思います。京都市交響楽団の常任指揮者になられるとのことですが、広島にもちょこちょこ来てくだされば嬉しいです。
- 指揮:沖澤のどか
- ヴァイオリン:玉井菜採
- モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調K.137
- モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
- ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73