ハワイ島は島が丸ごと観光地かもしれませんが、観光する場所以外のことについて気に留まったところ、そして移動についても書いてみたいと思います。オアフ島とは違い、ハワイ島へ訪れる観光客はほとんどがアメリカ人で、いわゆる国内旅行としての来島が多い状況です。ここはアメリカなんだなと強く感じた滞在でした。
飛行機関係
オアフ島からハワイ島への移動はSouthwest航空の飛行機に乗りました。LCCなのでHawaiian航空よりも安く、スタッフが独特だったり、搭乗待ちでクイズ大会が始まったりと、面白い航空会社でした。初めて乗るものとして困ったのは、席が決まっていないこと。ある程度の区分け毎に分かれて搭乗するのですが、空いている席ならどこでも座って良いというシステムになっていました。説明もないので、戸惑ったポイントでしょうか。
また、ラップ調で搭乗の案内をするスタッフがいたりして、その速さから籔には何を言っているのか聞き取れない部分が多くありました。そういう独特さが許されているというのも、アメリカの航空会社らしさを感じます。

また、ハワイ島の「エリソン・オニヅカ・コナ国際空港」は待合室が大変に開放的になっており、ここまで開放的な空港は初めて利用しました。もちろんエアコンなどありませんし、早めに到着したので、自然の風だけで待つことになりました。

宿泊関係
宿泊はカイルア・コナの中心地にも歩いて行ける距離にある、Kona ShoresというコンドミニアムをAirbnbで予約しました。とても静かな環境ですし、プールからの眺めも最高。専用の駐車場もあり、レンタカーさえ借りていれば便利な宿でした。
1つ改善すれば最高だと思ったのはエアコンでしょうか。とても小さなエアコンが1つ付いているだけで、AC機能を利用すると耕運機かと思うほどの騒音を発し、その割には全く冷えないというものでした。一夜明けて、まず小さな扇風機を買いに行きましたが、これは築年数が経っているので仕方なさそうです。

買い物
地元のスーパーマーケット等には、日々の食べ物を買いに、お店を変えて毎日行っていました。一番気に入ったのは、地元のチェーンである「KTA Super Stores」、他のお店よりも少し暗く落ち着いた感じで、ローカルのものがたくさんありました。生鮮食品の値段は日本と比べると1.5倍くらいかなという程度でしょうか、材料を買って自分で調理するのであれば、そこまで高価だという気はしませんが、ペットボトル飲料など加工してあるものは2〜3倍程度の価格になり、明確に高いなと感じます。
また、ホームセンターの「The Home Depot」へも行きましたが、とにかく規模が大きく、商品も日本にはないようなものが多くありました。木材などの大きさも日本では考えられないサイズで、DIYの規模も日本とは全く違いそうです。

天候
ずっとカイルア・コナに宿泊しましたが、日中は晴れて、夜に少し雨が降るという毎日でした。最高気温は30℃程度で、湿度もあまり高くないので、日本の夏よりは過ごしやすく感じます。それでも、日向に出ていると暑くて汗が出てきます。籔はレンタカーでの移動が多かったのですが、街中を歩いて移動している人は、汗を拭きながらという人が多かったです。

その他
その他にハワイ島というより、アメリカらしいものについても買いてみようと思います。一つは飲み物で、ハワイ島でもルートビアやジンジャービアの種類は豊富でした。A&WやMUG、Barq’sといったブランドはどこでも購入できますし、ノンシュガーや、バニラなどの味がついているものなど、他の種類も当然のように置いてありました。写真は空港に着いてすぐの自動販売機で購入したMug、ルートビア好きとしては、今回の滞在で過去最高量のルートビアを飲んだ気がします。

また、言語はもちろん英語ですし、ハワイ島では日本語が通じるところもありませんでした。それでも、聞き取りやすく話してくれるので、致命的に聞き取れないということはありませんし、観光客にも慣れていて、分かりやすく話してくれているような気がします。オアフ島は日本人が自由に動き回れる有名な島ですが、ハワイ島もツアー以外で訪れても動きやすい島かと感じます。