第1回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田 レースレポート

第1回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田 レースレポート

 今年唯一の国内で出場するトレイルランレースでした。いつもは知っている人がほぼいない中を走っているので、エイドスタッフや誘導も知人、選手も知っている人が多数という状況はなんだか面白かったです。ちょっと疲れてきた時に知っている人に出会うと元気を貰えますね、随分と助けて頂きました。
 大会自体は天候の悪化から途中で中止に。「TDS(UTMB)」へ向けての練習と位置付けていたので、籔としては「TDS(UTMB)」での想定ペース通り進めて、上手くいった大会でした。
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大会概要

  • 大会・・第1回ひろしま恐羅漢トレイル in 安芸太田(エキスパートコース)
  • 場所・・恐羅漢山周辺
  • 日時・・2016/5/29
  • 距離・・45km(獲得標高 3,153m)
  • 天候・・天気:雨 気温:14℃(スタート時)
  • 結果・・10時間34分09秒 大会中止 那須エイド(45km地点)

区間タイム(時:分:秒)

区間区間距離区間時間
Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖16km2:33:04
休憩 A1 聖湖16km地点0:02:36
A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク11km2:18:41
休憩 A2 恐羅漢スノーパーク27km地点0:07:03
A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口8.5km2:19:28
休憩 Water Station 横川口35.5km地点0:01:10
Water Station 横川口 〜 A3 那須9.5km3:12:08
TOTAL45km10:34:09

使用機材

 今回は「TDS(UTMB)」のシミュレーションを兼ねていたので、新しい装備を沢山導入し、飲まない水など必要の無い荷物も重りとして沢山持って走りました。ザックの重量は5.5kgとずっしり。
 メインでテストをしたのはザックとポールとGPSロガーだったのですが、どれも最高の働きをしてくれました。特にポールはBlack Diamond「Ultra Distance(110cm)」に変えたのですが、折りたたみの機構がSINANOよりも単純で、扱いやすかったです。また、ザックはULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」にしたのですが、こちらは前面に楽にポールを装着することが出来、頻繁のポールを使ったり使わなかったり出来ました。

  • シューズ・・Inov-8「TERRACLAW 220 MS(IVT2551M1/BLB 26cm)」
  • シューレース・・NATHAN「LOCK LACES」
  • バックパック・・ULTIMATE DIRECTION「AK MOUNTAIN VEST 3.0(MD)」
  • ハイドレーション・・ULTIMATE DIRECTION「BODY BOTTLE PLUS」2個
  • GPSロガー・・EPSON「MZ-500B」
  • タイツ・・CW-X「スタイルフリーボトム ロング(L)」
  • ハーフパンツ・・モンベル「 トレールランニングショーツ Men’s(M)」
  • アンダーウェア・・UNDER ARMOUR「ヒートギアコンプレッションステルスLSモック(L)」
  • シャツ・・SALOMON「AGILE SS TEE M(S)」
  • レインウェア・・モンベル「トレントフライヤー ジャケット(S)」
  • ソックス・・武田レッグウェアー「TRR-120G(M)」
  • キャップ・・MAMMUT「Active Visor」
  • グローブ・・SALOMON「XT WINGS GLOVE WP(L)」
  • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ」
  • ポール・・Black Diamond「Ultra Distance(110cm)」
  • ライト・・Petzl「MYO RXP」
  • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • 補給・・Power Bar「Power Gel」 18個
  • 補給・・ミドリ安全「塩熱サプリ」
  • サバイバルブランケット・・Adventure Medical Kits「SURVIVE OUTDOORS LONGER EMERGENCY BLANKET」
  • ホイッスル・・ザック付属
  • 熊鈴
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Start(恐羅漢スノーパーク) 〜 A1 聖湖

 スキー場のゲレンデを駆け下り、ロードを登ってトレイルへ。籔は真ん中辺りにいたのですが渋滞することも無く、先ずは楽しい九十九折りの下りを楽しみました。この後は5km程度の林道になるのですが、前の下りが楽しかったのでその余韻で何とか走って行けました。
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 林道から約200m登り、聖山から高岳へ続くロードへ。ここも列は出来ていましたが、立ち止まる程では無く快適に走れました。小さなアップダウンが続き、楽しいトレイル。その分、キツクもあります。
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 聖湖の第1エイドまではあまり疲れずに到着。ササッと水分を補給して出発しました。日本のエイドは色々とご当地物を準備して下さるのですが、レース中に固形物はほぼ食べないのでいつもスルーです。
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A1 聖湖 〜 A2 恐羅漢スノーパーク

 エイドからは林道とロードを通り、牛小屋谷のトレイルへ。下りはトレイルだったのですが、ユックリと負荷をかけないように下りました。どうしても飛ばしたくなって、心を抑えるのが大変。登りはほぼ歩き、この辺りはトボトボ歩きでした。
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 田代川に出た後のトレイルは最高。まずは羊歯が綺麗に生えた場所を抜けて川沿いへ出て行きます。走るのが楽しくて写真を撮れなかったのですが、羊歯が棚田状に生えているような場所も有りましたし、初めて見るような景色が多かったです。
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 牛小屋谷は川沿いを進める気持ちの良いトレイル。新しい橋を何本もかけて頂いており、濡れずに進めます。緩い登りなのですが、川の景色を見ながら楽しく走ることが出来ました。
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 水が冷たくて気持ち良さそうだったので、この日初ドボン。コースディレクターM氏に撮って頂きました。深くなっていて泳げそうな場所も有りましたし、また走りに来たいポイントです。遊びながら走っていると「A2 恐羅漢スノーパーク」に到着、スタート地点に戻ってきました。すんなりとエイドに入れるかと思っていたら、スキー場を登ったりと、かなり遠回りをしました。これは心理的にダメージが大きいです。エイドの写真も撮り忘れました。
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A2 恐羅漢スノーパーク 〜 Water Station 横川口

 ここからはブナの原生林になっている台所原(だいどころばら)を経由して広島県の最高峰である恐羅漢山へ登っていきます。この辺りから虫に襲われ始め、虫を追い払いながらひたすら登っていきました。何度か登ったことのあるルートなのですが、ずっと登りが続くのでキツいです。景色が良いことが救いでしょうか。
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 山頂では皆さん休憩。籔は虫が嫌だったのと、早く下りに行きたくて写真だけ撮って貰って先を急ぎました。いつもはスカッと綺麗な景色が見える場所なのですが、流石に雨で何も見えません。
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 恐羅漢山から旧羅漢山までは歩行区間、ストックも使わせて貰えませんでした。いつも泥濘んでいるポイントなので、どうせあまりスピードは出ませんし、早歩きで通過しました。ここの下りからかなり滑り始め、下りも慎重に下るようになってきました。それでもまだWater Stationに出るまでの下りは楽しく走れましたが、慣れていない人は疲れて座り込んだりもしていました。
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Water Station 横川口 〜 A3 那須

 横川口のエイドからは広島県の標高第3位の十方山へ直登。そこまで傾斜もキツクありませんし、距離も長くないので気が楽です。この辺りからは完全に一人旅、途中でいつもの水浴びもしっかりとし、ルンルン気分で登っていました。水に浸かると身体が冷えるからか、少しだけパフォーマンスが回復する気がします。山の中、一人で水に浮かぶのもなかなか気分良いです。
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 十方山山頂は何も木が生えておらず、晴れていたら最高の場所なのですが、この日は強い風も吹き付ける最悪の天気。そんな中、小さなブルーシートテントを張っただけで誘導をしているボランティアの方がいました。まさかこの山頂に人がいるとは思っていなかったので、この日一番驚いた瞬間でした。日本のトレイルレースは山の中にもサポートの方が沢山入っていますし、とても恵まれていると思います。
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 十方山からは那須の集落まで長い下りで楽しそうだと思っていたのですが、ほとんど人が入らないルートなのか雨で路面がドロドロに。籔の実力では普通に歩くことは出来ず、滑り落ちたり木や草に掴まりながら何とか下りていくという感じになりました。写真はちょっと靴が汚れているだけですが、この後顔の辺りまで泥だらけになり、写真を撮ることも出来ませんでした。途中で制限時間に間に合わないことを悟り、約5kmを2時間かけてユックリと下りました。
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 トレイルからロードに出たところで、運営側から大会が中止されることを聞き、後はノンビリと那須のエイドへと向かいました。途中で川に降りれる場所が有ったので、しっかりと泳いで体中の泥を落とし、スッキリしてエイドへ。ここの川の水がこの日一番冷たく、疲れた身体が冷えて気持ち良かったです。
 エイドでも少し待っただけでメイン会場へ帰る車が来て、スムーズに帰ってくることが出来ました。
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 大会が中止されるまでに完走したのは15%程だという事で、今回はほとんどの人が天候に阻まれてしまったようです。路面の状態が良ければ那須への下りもかなりスピードが出て楽しそうでしたし、来年もぜひ出場したいと思います。
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