一緒にスペインへ走りに行ったり、一緒に釜山へトライアスロンをしに行くはずが、前夜にパスポートが無いと連絡してきて永遠とネタにさせてもらっている、広島のシャオヘイさんがお好み焼についての本「熱狂のお好み焼 ~お好み焼ラバーのための新教科書~」を出版されたというので、合宿をされている周防大島へ押し掛けてお話を伺ってきました。「籔」という漢字は難しいので、サイン前に練習も欠かしません。流石。
まだ初めの2章しか読めていませんが、サブタイトルにある通り完全に教科書。この本を元に勉強していけば、お好み焼についての文化や歴史について、系統立った知識を得ることができるでしょう。気になった時にパッと見返すという使い方も想定でき、まさに教科書です。お好み焼について質問されることの多い広島や大阪の人にとって必読の一冊、必修科目「お好み焼学」ではないでしょうか?
逆に鉄板からヘラ1つで上手にお好み焼を食べられないお好み焼ビギナーの方は、ヘラの使い方をマスターする程度の事前学習をしてからでないと、この本の良さが分からないかなとも感じるほどの情報量。お好み焼能力が低いと、言葉の海に溺れてしまいそうです。まずはせっせとお好み焼屋さんへ通いましょう。
後にも先にも、お好み焼の本に「ゴリラ」と書いた著者はこの人だけでしょう。じっくり読まないといけない本ですが、じっくり読んでから書くと書きたいことがまとまらない気がするので、ササッと書ける内に思うところを書いておきました。
そういえば聞き忘れたのですが「熱狂のお好み焼」というタイトルは、Led Zeppelinの映画「狂熱のライヴ」のオマージュでしょうか?お好み焼史上に燦然と輝く名作であるという点は同じですね。海外講演の際はパスポートお忘れなく!