山口県立美術館で開催中の「野口哲哉展 ― THIS IS NOT A SAMURAI」を見に行きました。鎧兜・侍をモチーフに制作された作品の数々は、同じ題材でよくこれほど異なったものを作り出したなという印象でした。1つのものでも、考え続けるって大切ですね。どの作品もとても細かなところまで作り込んであり、思わず見惚れるほどでした。
題材がシンプルなので作品の意図も感じやすかったですし、色々な色を取り入れやすいのでしょう、メーカとのコラボも多くされていました。まだ、これからどういう風な作品ができていくのか、楽しみな作家でした。
帰りは少し牧場へ寄り道、牛を見てのんびりしてきました。牛と草のセットを見ると、ヨーロッパの高原を思い出します。イスラエルやアメリカはワクチンで随分と平常通りに戻っている様ですし、日本もそろそろ落ち着き始めないかなと少し期待しています。