JMSアステールプラザ大ホールで行われた広島交響楽団の「ディスカバリー・シリーズ『新世界より』1 ~新世界に渡った二人のチェコ人作曲家とハリウッドの申し子~」を聴きに行きました。定期演奏会は隣にある「広島文化学園HBGホール」で開催されるので、今回もその会場かと思っていましたが、いざ着いてみると駐車場がガラガラでしたので焦りました。籔の早とちりですが、隣り合って英語3文字の名前をホールに付けるのはやめて欲しいです。
今回の目的はジョン・ウィリアムズのフルート協奏曲、映画音楽の作曲家だと思っていましたが、協奏曲なども書いていたとは知りませんでした。ただ、音楽自体はちょっとホラーテイストな映画のサウンドトラックの様で、目を閉じて聞くと録音スタジオにいる感じを受けました。何かでフルートの特殊奏法を聴いて、それを使った曲を書きたかったのかなと伝わってくる様な曲でしたが、ソリストはとても大変そう。珍しくステージ近くの席を取っていたので、とても集中力の高い刺激的な演奏を聴かせていただきました。
初めて聴くマルチヌーも映画音楽のような雰囲気でしたし、全体的に映画を見た後のような気分で帰路に着くことができました。この前から珍しい曲や現代曲など続いていて、団員さん大変じゃないかと心配になりますが、刺激的な曲をたくさん聴くことができて感謝しています。
- 指揮:下野竜也
- フルート:森川公美
- ドヴォルジャーク:序曲「自然の中で」作品91
- ジョン・ウィリアムズ:フルート協奏曲
- マルチヌー:交響曲第1番H.289