ハワイ島への旅行について、すでに個別の記事は公開していますが、自分でも何をしたのか忘れそうなので、こちらにまとめておきたいと思います。新しい内容はほぼ無く、全て既存の記事へのリンクで構成されています。

雨が続く梅雨の日本を脱出して、火山を見にハワイ島を訪れました。そもそも、ハワイ島を訪れたいというのではなく、火山を見たいという理由で旅行先が決まりましたが、これには2つ切掛がありました。1つは3月に福井県の「年縞博物館」を訪れ、火山の威力や環境に及ぼす規模の大きさを見たこと。近くにないのであまり意識していませんでしたが、太陽の動きの次に大きな影響を及ぼしていたものが火山でした。
年縞博物館訪問
もう一つは、取り組んでいる作曲で鹿児島のコンクールへ向けた題材を探していたこと。鹿児島といえば何があるだろうかと考え、初めに出てきたものが桜島や霧島の火山でした。火山によって栄え、火山のせいで滅び、様々な影響を与え続けています。そのような火山の、特にマグマを見たいと思い、見ることのできる場所を探しました。いくつかマグマを見ることのできる場所はありましたが、その中でもアクセスが容易なものの一つがハワイ島のキラウエア火山でした。ハワイ島まで行ってしまえば、あとは車でクレーターまでアクセスすることが可能です。また、噴火の様子もライブ中継されているので、事前に火山の状態も把握できる利点もありました。
・Kīlauea volcano, Hawaii (west Halemaʻumaʻu crater)
・キラウエア火山滞在

クレーターの周辺だけではなく、島そのものが火山によって形成されており、溶岩の大地や黒い砂の砂浜など、島のいたるところで火山を感じることができました。コナコーヒーの農場「GREENWELL FARMS」でも、火山のおかげでコナコーヒーを作ることができているという話と共に、火山性ガスのせいで気管支に影響がでて咳が出ると、辛そうにされていました。火山の良い面と悪い面、両方を最も感じたのは、この農場の見学でした。
GREENWELL FARMS訪問

ハワイでは簡単なハワイ語が使われていましたし、道を譲った時などに自然とシャカサインをされていたり、独自の文化が息づいている事を日常から感じることができました。事前にハワイ王朝についての本も読んでいましたし、面白い由来のあるカメハメハ大王像も2つ巡ってきました。ハワイ島は文化的な場所へ行かずとも、地元の人と話をするだけで文化を感じられる独特な場所です。
カメハメハ大王像と牧場めぐり

せっかく太平洋の真ん中まで来たのだからと、オアフ島にも少しだけ滞在しましたが、美術館が面白かったのと、過密リゾート地の雰囲気を感じただけで、寄らなくてもよかったかと思います。ただ、オアフ島へ寄らなければ、日本人をほとんど見ることもなく、ハワイが日本人に人気だということを実感せずに終わっていたと思います。ここ数回、ほとんどは地方にいて、最後に少しだけ中心部に滞在するということをしていましたが、地方だけで十分に満足していることが続いているので、滞在は一ヶ所にしようと強く思った滞在でした。ガヤガヤと賑やかなところは合わないようです。
オアフ島滞在

宿泊や移動などについてはすでにまとめましたし、レンタカーについてもまとめました。ルールがカオスなアジアに比べると、運転も滞在もかなり楽でした。なにより、英語で話しかけさえすれば意思疎通ができるというのは大きな安心感です。アメリカ本土の西海岸からは程よい距離ですし、飛行機もたくさん出ているので、沖縄感覚で旅行に来れるのかと思いました。
滞在について
レンタカーについて

1週間程度の滞在でしたが、もう1週間程度あれば海を眺めてぼーっとする時間が取れたかなと思いますし、ちょっと違った過ごし方もできたかなと思います。ハワイ島は小さな島ですが、2週間は欲しい旅行先でした。やり残したことがいくつもあるので、また時間を作って訪れなければなりません。少しは円高になっているといいのですが。
