Ironman 70.3 Putrajaya レースレポート

 今年の初レースとして「Ironman 70.3 Putrajaya」を走ってきました。時期的にあまり練習できないのでどこでも同じだろうと、灼熱のマレーシアを選択。日本にいる時から気温が40℃近くなるという予報が出ていたのですが、実際に38℃まで気温が上がり、とても暑くて大変でした。ただ、昨年出場した「Ironman 70.3 Danang」と比べると、ランコースに影があったり風があったりと、少しは楽だったように感じました。ダナン(ベトナム)はとにかく光が強くて熱い感じ、プトラジャヤ(マレーシア)は湿度で暑い印象。少し暑さの質が違っていました。
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大会概要

  • 大会・・Ironman 70.3 Putrajaya
  • 場所・・Putrajaya, Malaysia
  • 日時・・2016/04/03
  • 距離・・113.1km、Ironman70.3(S1.9km/B90.1km/R21.1km)
  • 天候・・天気:晴れ 気温:28℃(スタート時)
  • 結果・・7時間41分18秒 639位(951人中)

区間タイム(時:分:秒)

SWIM0:54:342.09km/h615位
Transit 1 SWIM to BIKE0:10:05
BIKE3:19:2027.13km/h625位
Transit 2 BIKE to RUN0:08:24
RUN3:08:556.7km/h639位
TOTAL7:41:1814.7km/h639位

使用機材

  • 共通
    • シャツ・・Compressport「Triathlon Shirt(S)」
    • ショーツ・・2XU「Perform Tri Short 9″(S)」
    • カーフガード・・Compressport「R2 Calf Guard(T2)」
    • アームカバー・・2XU「COMPRESSION ARM SLEEVES JACQUARD X(M)」
    • GPSロガー・・Garmin「Fenix2」
    • ゼッケンベルト・・Nathan「Race Number Belt」
  • SWIM
    • ゴーグル・・Aqua Sphere「Kayenne Regular Fit(Tinted Lens)」
    • スイムキャップ・・大会支給
  • BIKE
    • フレーム・・FOCUS「CAYO 2011」
    • ホイール・・Planet X「82/101 Wheelset 700c」
    • エアロバー・・PROFILE DESIGNE「T-Mag」
    • タイヤ・・Vittoria「Corsa SC Tubular Road Tyre」
    • クランク・・FSA「Gossamer(50/34)」
    • カセット・・SHIMANO「ULTEGRA CS-6700(12−23)」
    • バイクシューズ・・SHIMANO「SH-TR32(41)」
    • ヘルメット・・SPECIALIZED「S-Works Evade(S/M)」
    • アイウェア・・OGK KABUTO「ビナートZ(スモーク)」
    • グローブ・・OGK KABUTO「PRG-1」
    • サイクルメータ・・CATEYE「STRADA」
    • ハイドレーション・・Profile Design「Aero HC System」
    • トップチューブバッグ・・SPECILAIZED「VITAL PACK」
  • RUN
    • ランシューズ・・Asics「SORTIE MAGICEKIDEN RS(26cm)」
    • シューレース・・Xtenex「Sports 300」
    • キャップ・・SALOMON「XA+」
    • ハイドレーション・・Nathan「Speed 2 Hydration Belt」

補給

  • SWIM
    • ミドリ安全「塩熱サプリ」 1個(スタート前)
    • PowerBar「Power Gel」 1個(スタート前)
  • BIKE
    • ミドリ安全「塩熱サプリ」 6個
    • PowerBar「Power Gel」 6個
  • RUN
    • ミドリ安全「塩熱サプリ」 6個
    • PowerBar「Power Gel」 6個

SWIM

 スイムはプトラジャヤの人造湖を泳ぐ1Lap 1.9kmのコース。ローリングスタートになっており、湖に張り出して特設された桟橋のような所から順に飛び込んでスタートします。温かいのでもちろんウェットスーツ無し、更に淡水なので浮きません。
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 飛び込んだ瞬間に温かいと感じるほど水温が高く、また、湖だからか泥が舞い上がり、透明度は全くありません。前を泳ぐ選手の足が見えないほどの視界で、何とかブイを探して進むという感じ。途中で水の汚さからか、暖かさからか分かりませんが、気持ち悪くなってしまい何度か嘔吐きながら泳ぎ切りました。54分34秒と、タイム的にも感覚的にもこれまでで最悪のスイムでした。
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Transit 1 SWIM to BIKE

 スイムからバイクへのトランジットは10分5秒。バイクの下に自分の荷物は全て置いておける方式でしたが、スイムの時に着用禁止だったアームカバーとカーフガードを着用するのに手間取りました。横の選手とちょうど同じタイミングだったので、日焼け止めを分けてあげたりして、ユックリとスタートしました。
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Bike

 バイクはPutrajayaの中心部を2周するコース。ほぼ平坦ですし、ターンも少ないのでほぼエアロバーを持ったまま走ることが出来ます。また、高速道路の様な道を1〜3車線しっかりと通行止めにしているので、幅も広くて走りやすい。路面の状態もとても良かったので、トライアスロンをしている人にはぜひ一度は走ってみて貰いたいコースです。
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 バイクはとにかくユックリとペースを抑えて走り切ろうと思い、1周目は予定通りに走ったのですが、2周目に入った頃から何だか前が見えにくくなり、怖くて全くスピードを出せなくなってしまいました。サングラスが曇ったかと思い、止まって拭いても直りませんし、コンタクトレンズが曇ったかと思い水で洗ってみても直らないので、最後まで走れ無いのでは無いかという状態に。最後の手段として、コンタクトレンズを口に含んで汚れを取ってみると、何とか視界が回復しました。どうやら日焼け止めが目に入り、それが膜を作っていたようです。初めて使う日焼け止めだったのですが、どんな物でもレースでいきなり使うのはいけませんね。
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 何度も炎天下で立ち止まっていたからかこの辺りから暑さにやられ始め、最後はフラフラしながらゴール。ペースを抑えても3時間以内で走れるだろうと思っていたのですが、3時間19分もかかってしまいました。何度も止まったり、前が見えなくてユックリ走った為ですが、あまりにも遅くなり過ぎました。
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Transit 2 Bike to Run

 バイクからランへのトランジットは8分24秒。ここでも少しずつコンタクトレンズに膜が張っていたので、もう一度外してしっかりと洗い、付け直してからスタート。今回は予備のレンズを用意していなかったのですが、失敗でした。
 また、暑い地方のトライアスロン独特な事かもしれませんが、タイヤの空気を少し抜きました。トランジションが近かったインドネシア人が教えてくれたのですが、高温でタイヤがパンクするようです。実際にトランジションエリアにいる間に「パンッ」という破裂音が聞こえたのですが、あれはパンクしていたのでしょうね。
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Run

 ランは中心部の島を2周するコース。1周の間にエイドが6ヶ所、それとは別にシャワーが4ヶ所設置されています。21.1kmで合計20ヶ所は身体を冷やすことの出来るコース。少しは木で影が出来ていますし、完全にフラットなので、暑い中でも走りやすいコースだと思います。また、コースの全てがとても整備された公園内を走っているような感じなので、走っていて気持ちが良いです。
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 ベトナムよりは暑く無かったのでヨチヨチながらも走れており、どうしてベトナムの時よりも遅くなっているのか不思議だったのですが、途中に出てくるシャワーが曲者だったようです。シャワーがあるとどうしても立ち止まって水を浴びていたくなるので、そこで時間がかかり、ベトナムよりも遅くなってしまった気がします。一箇所2分としても8ヶ所で16分、今度からレース中のシャワーは立ち止まるの禁止です。
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 今回も当然のように氷を背中に入れて身体を冷やしていたのですが、2周目は氷が売り切れているエイドが多く、段々と身体を冷やすことが出来なくなってきました。後半はその影響を受けてかなり失速。身体が冷えている時だけ走れるという現象が起きました。上手い具合に対処でき始めたと思ったのですが、根本的に暑さ対策をしなければいけません。今回当たりだったのは後ろにベロが付いているキャップを使ったこと、水をかぶったりはし難かったのですが、首回りへの暑さ対策に良かったのではないかと思います。
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 「Ironman 70.3 Danang」で暑さに苦しんだ経験から、少しは熱に対する対策が出来たと思うのですが、水質やコンタクトレンズ、シャワーの心理的トラップなど、他の部分に苦しんだレースとなりました。バイクやスイムのコースは最高だったのですが、とにかくスイムの水質が汚いので籔はもうエントリィしない気がします。やはり泳ぐなら綺麗な海ですね。
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