「HIROSHIMA HAPPY NEW EAR 26 上野由恵 20世紀音楽への扉」というフルートソロの演奏会を聞きに行きました。フルートを始めてから初めて聞くフルートソロの演奏会ということで、何か聴こえ方が変わるかなと楽しみにしていました。今年はドビュッシーの没後100年という事で、色々なところで取り上げられているドビュッシーの作品を除くと全て現代曲というプログラムで、何か聴こえ方が変わるというより、大変さが以前よりもよく分かったという感じでしょうか。
まだようやく音が出る様になったヒヨッコにはどうやって出しているのか分からない音も多くて、その内にどれか一曲でも演奏できる様になれればと思います。練習頑張らないと。
プログラム的には全くお客に媚びない「HIROSHIMA HAPPY NEW」シリーズらしい、新しい音の聴けるとてもいいコンサートでした。特に三浦則子さんの新作は響きが面白く、あんな音を出してみたいなと思うほど。フルートという分かりやすい楽器だからか、お客さんも多めでした。
ユン・イサン作曲 無伴奏フルートのための5つの エチュードより 1番、5番
細川俊夫作曲 フルートとピアノのための リート
細川俊夫作曲 フルートのための 線Ⅰ
クロード・ドビュッシー作曲 牧神の午後への前奏曲
三浦則子作曲 フルートとピアノのための 空から/ 窓から【新作委嘱作品/世界初演】
ピエール・ブーレーズ作曲 フルートとピアノのための ソナチネ