「スカイラインクーペ(DBA-CKV36)」のヘッドライトバルブを交換しました。交換時のODOメータは158,600km。ポジションランプとフォグランプを交換して良い感じだと思っていたのですが、急に助手席側のヘッドライトが赤くなってしまい、翌日には完全に点かなくなってしまいました。フォグランプが切れたのも助手席側でしたし、何か力がかかったのでしょうか。
手軽なところから手をつけてみようと、まずはヒューズを変えてみたのですが、これは効果なし。あまり交換しないヒューズはバッテリィ横にあるので、交換するまでにカウルトップカバーまで外さなければなりません。この車、ライト関係のメンテナンス性はあまり考えられていないようです。
ヒューズがダメだったので、次はHIDバルブの交換をしてみました。バルブを取り外してみると、切れた方には焼けたような跡があり、明らかなダメージがありました。外からはバルブが見えない形状なので、取り外してみるまで分かりません。新しいバルブは信頼性と価格のバランスからFCL「FD2S-X-350206V」を選択してみましたが、これまでよりも明るくなり視認性が良くなりました。
また、ポジションランプとフォグランプは6,000Kになっており、純正のヘッドライトと色が変わっていたのですが、今回のトラブルで全て6,000Kに統一することができました。同じ色温度でも少しだけ色味は違いますが、結果的には良かったです。
交換はインナーフェンダーカバーをずらして、細い隙間から作業してみました。ホイールとインナーフェンダーカバーを取り外して作業するという記述をたくさん見たのですが、外さなくてもなんとか可能。ただ、バルブを差し入れるところが手探りになるので、LEDに変えたり、高価なHIDに交換する時は、素直にホイールを外した方が良さそうでした。
色々と確認しながら、2時間ちょっとの作業となりましたが、HIDのバラストまで交換せずに済んで助かりました。もう古い車なだけあり、色々と手はかかるようになってきました。